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  • 執筆者の写真美千代  謡三昧。日々喜々。

坂井音重師に想いをはせ

3月27日に、恩師 坂井音重師が亡くなりました。

4月1日、2日の通夜、告別式に参列しお別れをして参りました。


音重師から「玄人になりなさい」とおっしゃって頂いたのは、母の葬儀の時でした。

ただ稽古が楽しくて通っていた私は「玄人」の響きに驚き、正式にお願いさせて頂いたのは一年近く経った後でした。


55才から活動をさせて頂くとお約束していたにも関わらず、53で突然退社を決めてしまい、恐る恐る報告させて頂いた私に「かえって良かったよ」と笑顔で迎えて下さった先生に、本当に救われた想いがしました。


お稽古に伺う度に、世間知らずの私に、日本の文化、教育、政治のことなど、先生はたくさんのお話をして下さいました。


演能の数日前に突然お電話下さり、電話ごしに謡のご指導をして頂いたことも一度や二度ではありませんでした。


私のような末席の者にも、いつでも真剣に向かい合って下さり、不出来な弟子は感謝しかありませんでした。


まだまだ色々な事をご指導頂きたかったとの想いが募ります。。


心よりご冥福をお祈り申し上げます。


(写真撮影 前島写真店)




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