美千代 謡三昧。日々喜々。2022年12月4日2 分武将たちが、死して落ちる修羅の道「今日の修羅の、敵(かたき)は誰(た)そ。 なに能登の守、教経とや。 あらものものしや。手なみは知りぬ。 思ひぞいづる壇の浦の。」 屋島のキリ(最後の部分) 源義経が旅僧達の夢の中に現れ、 戦いの姿を見せる。 「修羅道」は仏教に説かれる六道の一つ。...
美千代 謡三昧。日々喜々。2022年11月9日2 分能を習うということ・・・能を、お茶やお花のように習い事にするってどういうこと? ・・・いやいや今人気の習い事は、ヨガ、ダンスか!? 今は習い事も多岐にわたっていて、 日本文化を学ぶことも少なくなっていますよね。 でも、私たちの親世代(80代以上)では、銀行、役所、学校など、地域に密着した職場では、...
美千代 謡三昧。日々喜々。2022年6月7日1 分羽衣をめぐる天女と白龍の攻防・・能「羽衣」奮闘中「いや疑いは人間にあり。天に偽りなきものを。」 羽衣は返さないと言い張る白龍に言い放っ天人の一言。 能「羽衣」の天人はきっぱりしているんです。 羽衣を持ち去られたと知ると、 みるみる瀕死の状態に弱っていきながら、、 だって羽衣を返したら約束を破ってすぐ帰っちゃうんだろう??...
美千代 謡三昧。日々喜々。2022年2月6日2 分いざいざ、木賊(とくさ)刈ろうよ~能「木賊」の里、園原にて~ 能「木賊」は、 行方不明となった子供の消息を求め 街道沿いに住む老人の話です。 舞台は長野県下伊那郡阿智村の園原(そのはら)。 奈良や平安の時代には、 東北へ下るために「東山道」が使われました。...