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  • 執筆者の写真美千代  謡三昧。日々喜々。

巣ごもり、時々お稽古


今日は何をして過ごしましたか。

緊急事態宣言が解除となっても、コロナの感染が終息しなければ

以前のような暮らしには戻れませんよね。

私たちの多くの教室も、3月からお休みしています……が、

実は、個人や少人数のお稽古は、細々と続けさせていただいています。

風を通し、間隔をとって、マスクして。


細々でもお稽古を続けることは、

やっぱり不安はありますし、、、悩みます。

でも、巣ごもり生活や、お仕事でストレスを感じている方々が、

「少し気持ちが楽になった」と言ってくださると、

「消毒を徹底しながら、頑張って続けよう」と思うのです。

謡は、

お腹に息をいっぱい吸って、一度止め、そしてのびやかに声をだします。

舞は、

背筋を伸ばし、丹田(おへその下)に力を入れ、静かに足をはこびます。

その一声目、一足目から、自分の声や姿勢に意識を集中する…

そんな時間が自分をリセットするきっかけになるのでしょうか。

コロナとも長いお付き合いになりそうですが、

心身ともに健やかに過ごしたいものです。


早い終息を願い、


♪ さ~す腕(かいな)には

 悪魔を拂(はら)い、

 おさむる手には寿福を抱き、

 千秋楽は民を撫で、

 萬歳楽(ばんざいらく)には命を延ぶぅ。~♪♪ 


能「高砂」より





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